きみに読む物語(2004年 アメリカ)


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デューク(ジェームズ・ガーナー)は、ただただ平凡な人生を歩んできた男性ですが、他の誰にも負けないものがありました。それは、何十年もの間、アリー(ジーナ・ローランズ)という女性を全身全霊で愛し続けてきた事でした。しかし、今、アリーは認知症を患い、療養施設で生活しています。デュークもまた、毎日アリーの傍にいたくて、同じ施設で生活しています。デュークは、1冊の分厚い本を手に、しばしばアリーの元を訪ね、長い物語の読み聞かせをしていました。ある日、いつものようにアリーの元を訪ねたデュークは、本を開き、読み聞かせの続きを始めます。物語は、1940年6月6日、当時、材木置き場で働いていたノア(ライアン・ゴズリング)と大富豪の令嬢だったアリー(レイチェル・マクアダムス)が出会った、カーニバルの夜まで遡ります。


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1940年6月6日、アメリカ・ノースカロライナ州シーブルック。この町の材木置き場で働くノアは、この日の夜に行われたカーニバルで、アリーと出会います。アリーは、17歳になる大富豪の令嬢。普段は、サウスカロライナ州チャールストンに住んでいますが、夏の間は、家族と一緒に、この町にある別荘に滞在していました。この日、アリーは、友人・サラ(ヘザー・ウォールクィスト)と一緒にカーニバルの会場を訪れ、2人でゴーカートを楽しんでいました。ノアは、友人・フィン(ケヴィン・コナリー)と一緒に、すぐ近くで2人を見つめていましたが、しばらく見つめているうちに、アリーの可愛らしさに目を奪われてしまいます。しばらくして、ノアは、サラと一緒にゴーカートを降りたアリーに声を掛けます。「僕と踊らない?」しかし、アリーは、見知らぬ人からの突然の誘いに警戒心を抱き、「踊りたくない」と断ります。彼女の両隣りには、若い男性たちが護衛をしていました。アリーは、彼らと一緒に観覧車のある方角へ行ってしまいます。


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しかし、ノアは、そう簡単にアリーを諦められませんでした。ノアも、観覧車のある方角へ歩き、なんと、アリーが男性たちと一緒に乗っている観覧車のゴンドラに勢いよく飛び乗ったのです。ノアは、再びアリーをデートに誘おうとしますが、ゴンドラがちょうど頂点まで来たところで、監視員が観覧車を停止させてしまいます。料金を支払わずに、しかも、定員が2人のゴンドラに強引に入り込んだのですから仕方がありません。ノアは、ゴンドラの斜め上にある骨組みの部分にぶら下がり、三度デートに誘おうとします。ノアは、「もし、デートをしてくれなかったら、ここから飛び降りる」と言って、アリーをヒヤヒヤさせます。アリーは、ノアに大怪我を負わせる訳にも、死なせる訳にもいかず、ノアの執念深さに屈するしかありませんでした。


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初めてのデートの日、ノアとアリーは、カーニバルの夜の話をしながら、街を歩いていました。しかし、ノアは、次のデートの計画や、アリーの信頼を勝ち取るにはどうしたらいいかという悩みで、頭がいっぱいでした。その日の夜、ノアはフィンと一緒に映画館へ向かいます。アリーやサラも合流して、4人で映画を観る事になっていたのです。上映中、フィンとサラは、映画そっちのけで、キスに夢中になっていました。一方、ノアとアリーは、その隣でポップコーンを片手に映画を楽しんでいました。



上映後、フィンとサラは車で、ノアとアリーは歩いて帰る事にします。ノアとアリーは、帰る途中で、信号のある交差点に差し掛かります。すると、突然、ノアが横断歩道の真ん中にあおむけに寝転んでしまいます。ノアは、子どもの頃、父・フランク(サム・シェパード)と一緒に、よく横断歩道の真ん中であおむけに寝転がり、信号の色が変わるのをじっと待っていました。ノアは、アリーにも同じ事をさせようとしますが、アリーはさすがに躊躇します。しかし、ノアはアリーを粘り強く説得し、その結果、アリーは、ノアの隣であおむけに寝転がります。すると、そこへ1台の車が近付いてきます。2人は慌てて歩道へ走って行くのですが、この時、アリーは、思わず大笑いしてしまいます。アリーがノアの前で心の底から笑ったのは、これが初めてでした。ノアは、アリーの手を取り、一緒に踊り始めます。やがて、2人はお互いの体を密着させ、ずっと何も言わずに踊り続けます。2人は、ついに恋に落ちたのです。



ある日の夜、アリーは、自転車に乗ってノアの自宅を訪ねます。アリーが到着すると、フランクがテラスでノアによる詩の朗読に耳を傾けていました。実は、ノアは、子どもの頃、吃音に悩まされていました。フランクは、詩を朗読させる事で吃音を克服できたらと思い、実際にノアにそうさせたところ、見事に吃音を克服できたのです。フランクは、アリーの姿を見つけると、心からアリーを歓迎し、自宅に招き入れます。3人で夕食を共にし、その後、近所の人たちも加わり、3人は楽器の生演奏に合わせてひたすら踊るのでした。



ノアとアリーは、順調に愛を育んでいるように見えますが、実は、生まれ育った環境が大きく違うためか、意見が衝突してしまう事が少なくありませんでした。それでも、2人の愛が冷める事は決してありませんでした。しかし、そんな2人の周囲には、2人の恋をあまりよく思わない人物がいました。アリーの母・アン(ジョアン・アレン)です。ある日、ノアは、アリーやその家族が集まる食事会に招かれたのですが、その際、アリーがニューヨークにある大学への入学が決まっている事をアンから聞かされます。アンが畏まった席で敢えてこのような行動に出たのは、お互いに身分の違う2人を別れさせるためでした。普段、材木置き場で働き、収入が低いノアは、アンから見れば、まさに低い身分の人間そのもので、アリーには不釣り合いな男性なのです。アリーの父・ジョン(デヴィッド・ソーントン)は、アンの行き過ぎた行動に思わず苦言を呈しますが、…。



この映画の原作は、1996年にアメリカのベストセラー作家ニコラス・スパークスが発表した同名タイトルの小説です。メガホンを取ったのは、「私の中のあなた」(2009年)のニック・カサヴェテス監督です。今回、私がこの映画を観たのは、随分久し振りの事でしたが、ノア役がライアン・ゴズリング、若かりし頃のアリー役がレイチェル・マクアダムスと、キャスティングが豪華だった事に、今更ながら驚かされました。特に、ライアン・ゴズリングは、「ラ・ラ・ランド」(2016年)、「ファースト・マン」(2018年)と、最近、彼の出演映画を観る機会が続いたので、凄く驚きました。



ゴズリングが演じたノアは、アリーに求愛する時の押しの強さが凄かったです。毎日、ずっと、アリーの事しか考えられないんですよ。それに加えて、アリーの可愛らしさも、繊細な心も、何もかも受け入れているんですよ。女性が惚れる男性というのは、まさにこういう人ですよね。また、レイチェル・マクアダムスが演じたアリーは、最初はノアに対する警戒心がとても強いのですが、ノアに心を開いた後は、(時には繊細な一面が顔を出す事もありますが)基本的にノアに愛される事の嬉しさが全身から溢れ出ていて、この映画を観た女性の中には、アリーの事を羨ましく思う人もいるのではないかと思いました。



この後、ノアとアリーは、アンのさらに行き過ぎた行動によって、別々の道を歩む事を余儀なくされます。この後の各々の人生を辿っていくと、胸が苦しくなるばかりです。2人共、あの恋を振り切っているように見えて、事ある毎にお互いの事を思い出してしまうのですから。しかし、別々の道を歩み始めてから7年後、2人は、あるきっかけで再会を果たします。この再会は、2人にとって正解だったのでしょうか。また、冒頭に登場するデュークとアリーは、一体どういう関係にあるのでしょうか。そして、デュークがアリーに読み聞かせる物語の登場人物ですが、アリーの名前はアリーのままなのに、なぜ、デュークはノアに変えられているのでしょうか。これらの答えを知りたい方はぜひ、この映画を最後まで観ていただきたいと思います。


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