アメリ(2001年 フランス)


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パリの下町・モンマルトルにあるカフェで働く22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)は、子どもの頃から空想の世界で遊ぶのが大好きで、親元を巣立ち、パリの古びたアパルトマンで一人暮らしをするようになった今も、それは全く変わりません。そんな彼女の日常の楽しみは、カリカリになるまで焼かれたクレーム・ブリュレの表面をスプーンで割る事と、周囲の人たちをほんの少しだけ幸せにするためにお節介を焼く事でした。


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しかし、空想の世界に浸り続けてきたアメリの日常は、ある日突然、一人の青年との出会いをきっかけに一変します。ある日、アメリは、一冊のアルバムを拾うのですが、それは、証明写真を撮影するブースの周辺に捨てられていた数々の証明写真を拾い集めたものでした。アルバムの持ち主の名は、ニノ(マチュー・カソヴィッツ)。遊園地のお化け屋敷やアダルト系のショップで働くニノは、捨てられた証明写真を拾い集める事を趣味とする、不思議な青年でした。


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やがて、アメリは、ニノに対してお節介を焼くようになります。最初は、ニノにほんの少しだけ幸せになってほしいと願うだけでしたが、ニノの優しい笑顔にだんだん惹かれていき、気が付けば、恋心を抱いていました。しかし、アメリは、今まで味わった事のなかった感情にただただ戸惑い、ニノに対して正直に気持ちを表す事ができません。子どもの頃に両親にあまり構ってもらえなかった事から、内気な性格に育ってしまったアメリ。子どもの頃からずっと、空想の世界を安住の地としてきたアメリにとって、現実の世界で起きた出来事と向き合うのは、とても勇気の要る事なのです。アメリは、ニノを相手に、まるで駆け引きのようにかくれんぼを続ける事しかできません。果たして、アメリはあまりにも分厚い殻を破る事ができるのでしょうか…。



劇場公開当時、フランスで社会現象的な大ヒットとなったこの映画は、フランスでアカデミー賞と同じくらいの影響力を持つセザール賞で、最優秀作品賞、最優秀監督賞(ジャン・ピエール・ジュネ監督)、音楽賞、美術賞を受賞しました。さらに、アカデミー賞では、外国語映画賞、美術賞、撮影賞、音響賞、脚本賞に、ゴールデングローブ賞では、外国語映画部門に、それぞれノミネートされました。



ストーリーが少々駆け足な感じで展開していくので、ついていくのが大変ではないかと思いますが、登場人物のメイクやファッション、部屋のインテリアなどがとにかく色鮮やかなのに加えて、フランス語のナレーションの音の響きがとにかく美しくて、現実逃避できる事間違いなしの映画です。現実逃避といえば、オドレイ・トトゥ演じるアメリが様々な人たちにお節介を焼くシーンの数々も、現実逃避できるポイントの一つです。誰かが誰かにお節介を焼くのは、見え方によっては腹立たしくなるものですが、アメリの場合は、なぜか嫌味がなく、むしろチャーミングないたずらっ子に見えます。皆さんも、このような非現実的に見せる名演技で、現実逃避してみてはいかがでしょうか。


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この記事へのコメント

2016年11月12日 13:50
ご無沙汰しております。

本作は私も大好きな作品です。
クレームブリュレをこんこんと
スプーンで叩いて食べるのも…(笑)
水面の石切りもいいですね。

本作プロデューサーの作品に
『ぼくを探しに』というのがあります。
ご覧になりましたでしょうか。
未見でしたら是非ご覧になられてみて下さい。
『アメリ』の愛しさの青年版のようで
また 登場人物もユニークで
お洒落可愛いさの漂う素敵な作品です。

失礼いたしました。
2016年11月13日 00:43
こちらこそ、ご無沙汰しております。「アメリ」の日記に対する気持玉&コメント、ありがとうございます。

あのクレームブリュレのシーンは、いいですよね。小枝さんのコメントを拝読して、今度クレームブリュレを食べる機会があったら真似しようかなあなどと考えてしまいました。

さて、「ぼくを探しに」ですが、タイトルは聞いた事があります。確か、愛らしい男の子と日系人のおじさんとの心の交流のお話でしたよね?面白そうだなあと思うのですが、近くに上映している映画館がなくて、悔しい想いをしておりまして…。ですが、観る機会があれば、ぜひ観てみたいです。

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